
フルマラソン4時間切り(サブフォー)を目指すランナーにとって、シューズ選びは成功への重要な要素です。
実際にサブフォーを達成した272人のうち、84人(約31%)が履いていたアシックスS4(エスフォー)をはじめ、4時間切りに最適なシューズを厳選してご紹介します。
2023年5月に東京と大阪で開催された大会「Challenge 4」で、計272人がサブフォーを達成しました。
そのうち84人(約31%)が履いていたのが、アシックスS4(エスフォー)です。
S4は4時間走り続けるランナーの走り方や課題を分析し、サブフォー達成をアシストすることに特化して開発されたシューズです。
優れた推進力を発揮 かかと部から前足部に向かって搭載したカーボンプレートが前方向へ推進させる効果を発揮。 |
安定した足運びをサポート シューズの接地面を大きくすることで安定した足運びをサポート。 |
優れたグリップ性を発揮 優れたグリップ性を持つASICSGRIPをアウターソール全面に採用。さらにかかと部のラバーの厚みを、前足部よりも厚くし、かかと接地時のソール摩耗に対応。 |
優れたライド感の追求 ミッドソール上層にFF BLAST TURBOを、下層にはFLYTEFOAMを採用。2種の素材を組み合わせ、サブ4を目指すランナーに適したライド感に。 |
4時間切りを確実に達成するために押さえておくべき、シューズ選びの重要ポイントを解説します。
4時間を走り続けるには、足への負担を軽減しながらも効率的な推進力が必要です。
カーボンプレート内蔵モデルがおすすめです。
サブフォーレベルでは、まだフォームが不安定になりがち。
広い接地面と優れたサポート性能があるシューズを選びましょう。
4時間以上走るため、長時間の使用に耐えられる耐久性が重要。
練習でも同じシューズを使用できるモデルが理想的です。
長年愛される定番モデルで、サブフォーを目指すランナーに最適。
軽量性と弾むような履き心地、優れた耐久性を兼ね備えています。
世界トップランナーも愛用するモデル。
ズームXフォームとカーボンプレートにより、サブフォー達成に必要な推進力を提供します。
4時間切りを目指すランナーが陥りがちな失敗を避けるため、必ず知っておきたい重要な注意事項です。
自己ベスト更新を狙うあまり、薄いソールのレーシングシューズで練習するのは逆効果。
膝の故障やタイムが縮まらない原因となります。
サブフォーレベルでは4時間以上足にフィットしていることが重要。
夕方の足がむくんだ状態で試着し、つま先に1cm程度の余裕を確保しましょう。
ランニングシューズの足首側の二つの穴を活用することで、サブフォー達成に必要な足首のサポートが得られます。
この結び方により、4時間という長時間でもシューズのフィット感が維持され、サブフォー達成をサポートします。
サブフォー達成のためのシューズ選びで最も重要なのは、4時間という長時間を走り続けられる機能性です。
実績のあるアシックスS4を筆頭に、推進力・安定性・耐久性のバランスが取れたシューズを選ぶことで、4時間切りの目標達成に大きく近づけるでしょう。
シューズ選びと併せて、正しいフィッティングと靴紐の結び方をマスターすることで、サブフォー達成への道筋がより確実なものとなります。