まだ、マラソンを始めて間もない、これから始めるという初心者向けのランニングシューズの選び方を紹介しています。
しかし、初心者といえども、フルマラソン4時間切りを目指したいですよね。
サブフォーを達成した30%以上の人が履いていた、サブフォーを達成するおすすめシューズも紹介します。
一番手っ取り早く、正しいシューズを選ぶには、フットアドバイザーのいるお店で、アドバイスしてもらうのが一番です。
フットアドバイザーは、土踏まず(アーチ)の高さや足の硬さなど色々調べてもらえます。
自分のランニングのレベルを正直にフットアドバイザーに伝える事で、あなたにあったシューズを選んでくれます。
フットアドバイザーがお店にいない場合は、自分で選ぶことになりますが、ランニングシューズを初心者が選ぶ時の、店員さんと相談する前に最低限の知識をお伝えします。
目的にあったシューズを選ぶ
練習用か? レース用か?
路面はどんな具合のコースを走るのか?
フィットするシューズを選ぶ
まず、自分の足をよく知り、夕方にシューズをはいてフィットする物を選びます。
つま先は1センチくらいの余裕が必要です。
シューズの機能を知る
衝撃吸収力、クッション性、安定性、耐久性、通気性など、
近年のシューズは機能がとても優れています。
カタログで判断するのも大事ですが、店員さんによく聞くことが重要です。
足の形には大きくわけて3つの形があり、それぞれに注意する箇所が違います。
5本の足の指の長さが揃っていて、つま先が横一直線
注意点:小指の横方向の圧迫
親指が最も長く、小指が一番短く、親指から小指に向かって斜めに下がっている。
注意点:親指のつま先あたり
人差し指が長く山形になっている。
注意点:シューズ幅の確認
ランニングシューズでも、色々な使い道があります。
ウオークからという人もいれば、フルマラソンという人もいます。
フルマラソンでも制限時間内の完走を目指すのか、
4時間切りが目標なのかによってもランニングシューズの選び方は違います。
恥ずかしがらずに店員さんに、どのような走りをするのか話して相談に乗ってもらいましょう。
お店できちんと計測してくれます。
意外と自分の足の正しいサイズは知らない事が多いです。
通勤用は○○センチだから、普段は○○センチを買っているからというのは、あまり参考になりません。
ランニングシューズは、つま先に余裕を作る必要があります。
そのため、普段のカジュアルシューズとサイズがずれたりします。
革靴と比較しても、1サイズか2サイズ大き目で、足にフィットすることが多いです。
シューズに靴ひもを通して履いてみます。
この時にヒールカウンター(踵の当る部分)にカカトを合わせ、靴ひもを締めます。
つま先に「捨て寸」と呼ばれる余りを1センチ取ります。
一般的にジョギング用で「捨て寸」は1センチ程度です。
よく言われている、シューズを履いた時にカカト部分に人指し指を入れてサイズを決める方法はよくありません。
そして、大事な事ですが、人は左右で足の大きさが違います。
必ずシューズを履く時には両足とも履くことが必要です。
ランニングシューズは、マラソンを2時間台でゴールする人や4時間台の人、
また制限時間ぎりぎりの7時間、8時間という人もいます。
ゴールタイムが違うとランニングシューズも違ってきます。
初心者の人は、レーシングシューズには手を出さないよいにしましょう。
レーシングシューズは靴底がひっかかりやすい素材を使用しています。
つまり舗装道路用のスパイクがついているのです。
そして、とても軽いです。
初心者の人は軽いので、ついつい選んでしまいがちですが、足への負担や衝撃が大きいので避けましょう。
試し履きは靴ひもを足先まで全部、弛め前から順に締めていきます。
初めにシューズのかかと(ヒールカップ)に足を合わせ靴ひもを締めます。
これは、足を靴と一体にさせる大事な作業です。
相性の良し悪しを確かめてください。
次に靴ひもを締めた状態で、足の横や甲のフィット感を確認します。
ランニングシューズは使い慣れてくるとゆとりが生まれてきます。
購入当初は少ししまった状態が良いでしょう。
最期に足先のチェックです。
つま先に指半分〜1本分の隙間があいているのがいいです。
また、親指や小指の当たりはきつくないか?
補強材の位置によっては、足にフィットしない場合もあるので、十分なチェックが必要です。
ランニングシューズは履き心地が一番とわかっているのですが、カラーやデザインも気になります。
希望のカラーデザインを店員さんに伝え、履き心地と両方が満足できるシューズを捜しましょう。
自己ベストを走る度に更新したいという人に限って年齢にかかわらず、薄いソールのレーシングシューズで練習したり、ひざにサポーターを当てたりしています。
これは勘違いです。
薄く軽ければ早く走れることはありません。
逆に、膝の故障の原因になったり、タイムがなかなか縮まらない悪循環となります。
フルマラソン4時間切りを目指すランナーにおすすめシューズはアシックスの「S4(エスフォー)」。
2023年5月に東京と大阪で開催された大会「Challenge 4」では、計272人がサブフォーを達成しました。
そのうち84人(約31%) がはいていたのが、アシックスの「S4(エスフォー)」。
S4は、4時間走り続けるランナーの走り方や課題を分析し、サブフォー達成をアシストすることに特化して開発されたシューズです。
優れた推進力を発揮 かかと部から前足部に向かって搭載したカーボンプレートが前方向へ推進させる効果を発揮。 |
安定した足運ひ?をサホ?ート シュース?の接地面を大きくすることて?安定した足運ひ?をサホ?ート。 |
優れたグリップ性を発揮 優れたク?リッフ?性を持つASICSGRIPをアウターソール全面に採用。さらにかかと部のラバーの厚みを、前足部よりも厚くし、かかと接地時のソール摩耗に対応。 |
優れたライド感の追求 ミッドソール上層にFF BLAST TURBOを、下層にはFLYTEFOAMを採用。2種の素材を組み合わせ、サブ4を目指すランナーに適したライド感に。 |
ランニング初心者がランシュー(ランニングシューズ)を選ぶなら、おすすめはナイキです。
ここ数年に開催された権威あるマラソン大会や有名駅伝での存在感は凄いです。
あの超厚底とカーボンプレートを組み合わせたシューズの着用率の高さは異常なくらいです。
ナイキのランシューは、性能だけでなく見た目もいかっこいいことから、カタチから入る人にも満足できると思います。
ここでは、初心者向けだけでなく中級者、上級者向けのランシューを、それぞれ2タイプずつ紹介します。
フォーム固めが必要な初心者に優しい1足!
距離の長短を問わず、安定感と快適性を備えた履き心地が得られます。
柔らかいソールですが、反発性がしっかりと得られる厚めのフォーム。
サポート力と通気性も強化され、つい街履きしたくなるキレのいいデザイン。
長年人気の頼れるモデル。
クラシカルデザインながら飽きずに履けます。
軽さと弾むような履き心地、さらには耐久性も確保されています。
スピードを求め出す中級者に最適な仕様。
世界のトップランナーが愛するモデルをベースに、地面反力を生かした鋭い加速が可能に!
反発力、クッション性、快適性、どれをとっても満足する1足です。
“ズームX フォーム”とフルレングスのカーボンファイバー製プレートのおかげで、いざ加速したいというときに、足をしっかり保護してくれます。
まるでレースシューズのようなシャープなフォルム
前足部の”ズーム エア ポッド“が優れた反発力&クッション性を持ち、走りながらエネルギーを蓄えて推進力に変えてくれます。
最新テクノロジーを備えながら、日常のトレーニング用に設計された1足。
とにかく軽いのレーシングモデル
話題のカーボンプレートを内蔵しているので、踏み出すたびに弾むような走り心地を体感できます。
“ズーム エア ポッド”と“ナイキ ズームX フォーム”のコンビも、優れたエネルギーターンを発揮します。
ナイキ エアズーム アルファフライ ネクストパーセント【楽天市場】
自分の足にあったものを選ぶのはもちろんですが、できたら大きいものよりも小さいものを選び、
小さ目のサイズを伸ばしてカカトに合わせてピッタリ履く事がお薦めです。
アクリル製の靴下はランニング中に滑るのでよくありません。
最近は5本指のソックスも多く販売されているので、よれないようローカットの靴下を選びましょう。
ランニングシューズの足首側の二つの穴を使います。
この2つの穴を有効に使うことで、あなたのランニングはもっと快適になります。
靴ひもの結び方一つで、足首をしっかりサポートしてくれます。
上記の結び方をするだけで、シューズのフィット感が全く変わります。
ランニングをしていると、靴擦れができたり、マメができたりして困ることが起きますが、
いずれも靴と足が合っていないとか片づけられることが多いです。
しかし、これらのトラブルも靴ひもの結び方一つで解消する方法があります。
足の甲が高い人は、こういう症状が起きやすいです。
改善方法は、甲が靴にあたるところには、靴ひもを通さない事です。
靴ひもを2本使うことで改善されます。
1本目はつま先から、靴の途中まで結びます。
2本目は、1本目の上から最期まで結びます。
2本の靴ひもの結び方の強さを変えることで、良くなります。
自分に合う感じが見つかるまで何度も試してみて下さい。
靴ひもを交差させないで×にはしません。
階段のように靴ひもは穴を一つずつ飛ばして平行=に結びます。
一番最初に書いたランニングシューズの足首側の二つの穴を使う方法が効果的です。
以上の結び方の改善で、靴と足が合わないことによる靴擦れやマメはだいぶ改善されるはずです。