正しいランニングフォームが重要な理由
ランニングフォームに、これが絶対正解というものはありません。
トップアスリートのランニングフォームを見ていても十人十色です。
しかし、トップアスリートに共通しているのは、
前進する以外の無駄な動きがないことです。
ランニングフォームの大事なことは、人間が持つ限られたエネルギーを
ゴールまで体力を無駄遣いせず、効率よく使うことです。
まず、背筋と越はまっすぐに伸ばします。
ヘソ周りの重心を意識して、前に進み前に進んだ時に
前に出した足が着地する時には、重心も移動するようにします。
まず、ランニングフォームでは、以上のことを意識して下さい。
姿勢が悪く、背中が丸まっていたり、腰が引けていると体重移動がスムーズに行われず、
フォームを意識しすぎると、首や肩に力が入りすぎ、姿勢が崩れます。
胸を軽く開き気味になるように肩甲骨を心持引き寄せるようにすることで、
力みもなくなり肩も上がりません。
腕はV字かL時(90度)に曲げ、
肘を後ろにふるように意識することで、腕は自然に前に出ます。
かかとから着地し、つま先に重心を移しながら
最期に親指の付け根で地面をしっかりと蹴ります。
ただし、ジョギングではスピードが遅いために、
かかとから着地すると足首や前脛骨筋を痛めてしまいます。
ジョギングのようなスピードがないランニングは土踏まずより前の部分で着地しまう。
正しいランニングフォームはトレーニングの初期段階で楽に走る事ができる姿勢を
身に付けることが大事ですが、正しいランニングフォームは一朝一夕には身に付きません。
普段の練習の時から上記の事項を意識しながら、ランニング仲間とチャックしあったり、
街中を走る時には、ショーウインドウに写る自分のフォームでチェックするのもいいでしょう。
特に、肩に力が入りすぎていたり、左右のバランスが崩れないようにします。
また、歩幅が狭く、ちょこちょこ走りになっていないか?
足がバタバタしたり、腰がおちていないかなどを重点的にチェックしましょう。