箱根駅伝の選手は何時に起きる?
箱根駅伝がスタートするのは、毎年午前8時です。
最初の区間、1区を走る選手は一体何時に起きて準備を始めているのでしょうか?
大学によってそれぞれですが、ほとんどが午前3時に起きて準備を始めるようです。
もちろん、当日だけでなく、身体を慣らすためにも1週間前からは、その時間に起きはじめます。
起きたら、身体を少しづつ動かし午前4時に朝食を食べます。
まだ真っ暗な時間帯です。
大会がスタートする時間帯には気温も上がりはじめ発汗しやすくなるので、水分補給は大事ですが、途中でトイレに駆け込むようになっては大変です。
煎茶や紅茶は利尿作用があるので、麦茶が好まれて飲まれています。
また、つめたいものより温かいものが良いようです。
天候不順で延期、中止はある?
箱根駅伝は真冬の寒い時期に開催されるので、雪が降る事もあります。
しかし、今までの大会で一度も天候による延期、中止はありません。
過去で天気が大きく荒れたのは第82回大会ですが、雪が舞い散る中、大会は実行され見事、無事に全選手が走り切っています。
箱根駅伝の金栗杯って何?
金栗杯は箱根駅伝のMVPと呼ばれるもので、「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三氏の功績をたたえるために、第80回大会から新設されました。
最優秀選手賞のことで、第1回の受賞者は筑波大の鐘ケ江幸治。
”元祖・山の神”の順天堂大・今井正人と、”新・山の神”東洋大・柏原竜二も、山上り5区で区間新記録をだし、それぞれ3度受賞しています。
学生3大駅伝とは?
出雲駅伝
10月の体育の日に開催されます
3大駅伝の中では、一番距離が短く6区間44.5キロです。
「スピード駅伝」とも呼ばれています。
全22チームが出場。
全日本大学駅伝
11月の第1日曜日に開催されます。
全国の予選を勝ち抜いたチームが参加し、大学駅伝日本一を決めます。
愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの8区間106.8キロを走ります。
箱根駅伝
毎年1月2日、3日に開催されます。
3大駅伝の中では最長の距離を走ります。
東京・大手町から箱根・芦ノ湖間を5区間に分け、2日間で往復する。全長は217.9キロ。
通常は20校の参加ですが、2014年は第90回の記念大会なので3校増えて23校が出場します。